Takayanagi ってどんなことができるの?
弊社は木型製造から始まったものづくり集団です。
データ作成から製品にいたるまでをトータルサポートしています。


【鋳造品】
データ作成→型作成→鋳物→後加工→納品

【FRP・CFRP】
データ作成→型製作→成形→塗装→納品

【検査治具】
データ作成→治具作成→精度評価→納品

【木材・アルミ加工】
データ作成→加工→手仕上げ→納品

【3次元測定】
図面がない商品の形状データ化→CAD化→納品
        出張サービス


【小ロッド量産 対応いたします】
1個~数十個程度/月


詳細はこちら http://tmodel.hamazo.tv/e5502521.html


  

Takayanagiの設備紹介-バンドソー

私共(株)Takayanagiの設備紹介、第7回はこちらの木工機をご紹介しましょう。

前回まで紹介してきた丸鋸(まるのこ)盤と違って、帯状の鋸刃(のこば)
切りますので、バンドソーまたは帯鋸盤(おびのこばん)
呼ばれています。

バンドソー全体

中のしくみがわかりやすいように、前カバーを開けて
メンテナンスをしているところを特別に、撮らせてもらっちゃいました。

前カバーを開けたところ

上下の滑車に、帯状の鋸刃がぐるっと巻かれているのがわかりますか?
モーターによって、この滑車が回り
鋸刃が、作業盤の上から下へと高速で走りながら素材を切断していきます。

切断部拡大

刃が帯状になっているので、カーブさせて切るのに向いている装置ですね。

曲がり具合にもよりますが、あまり急いで切ろうとすると
鋸刃に無理な力が掛かったりして、これも一見シンプルな木工機ですが
やはり職人力(しょくにんりょく)が要求される
意外とデリケートな装置なんです。

作業中に巻き込まれる可能性があるので、やはり手袋は付けずに
というのが原則ですね。  


2019年05月27日 Posted by みるいず at 18:54Comments(0)設備紹介

Takayanagiの設備紹介-傾斜盤-

前々回そして前回と続けて紹介してきた、弊社で使われている電動丸鋸盤。
弊社で使われている木工機械の紹介シリーズ、第6弾として
今回はこちらの丸鋸盤を、ご紹介しましょう。

傾斜盤全体

こちらの機械は傾斜盤(けいしゃばん)と呼ばれているもの。
盤が傾斜しているのではなく、鋸刃(のこば)の軸が傾斜しているので
“軸傾斜横切り盤”と呼ばれていたりもします。

傾斜した鋸刃

よく見ると、作業盤に対して鋸刃が傾斜しているのがわかりますか?
この鋸刃を回転させて、板材を作業盤に対して斜めに切断するんですね。

傾斜を調整するハンドル

こちらのハンドルを回して、鋸刃の角度を細かく調整してから
切断作業を進めていきます。

手作業だと難易度が高めな斜めの切断も、これでばっちりですね。
こちらの機械も、弊社でのものづくりに必要な設備のひとつです。
  


2019年05月20日 Posted by みるいず at 11:36Comments(0)設備紹介

Takayanagiの設備紹介-横挽き-

前回は、縦挽きの電動丸鋸盤(でんどうまるのこばん)をご紹介した訳ですが
わが(株)Takayanagiで使われている木工機械シリーズその5として、
今回はこちらの、横挽きの電動丸鋸盤をご紹介しましょう。

横挽き電動丸鋸盤 全景

前回の縦挽き盤と比べて、作業台が横に広いですね。
縦挽き盤はどちらかというと、材料の幅を整える機械なのですが
こちらの横挽き盤は、材料の長さを整えるのに使用されます。

切断したい長さに合わせて、ガイドの目盛りを合わせたら…

横挽き電動丸鋸盤 目盛り

鋸刃(のこば)に向け、材料を手動で押し進めていって…切断!ですね。

横挽き電動丸鋸盤 切断

縦挽き盤と同様に、一見シンプルな作業に見えるかもしれませんが、
切断される材料の硬さなどによっては
あまり早く切ろうとすると、切断面がケバ立ってしまったりして
滑らかに加工するには、実は意外とコツが必要な木工機械なんです。
  


2019年05月10日 Posted by みるいず at 14:53Comments(0)設備紹介