EVあるある(7)
2023年の1月下旬、
第6話まで掲載した
『EVあるある』シリーズ。
もう暦の上では春の時期なのですが、まだまだ
寒い日が続きそうですということで、『EVあるある』2年ぶりの投稿、
第7話のテーマは、
『気温が低いとバッテリーの減りが早くなる?』
というおはなしです。
EVあるあるその7.気温が低いと自然にバッテリー残量が減る場合がある。
たとえばネットで
“気温が低いとバッテリーが減る”というキーワードで
検索すると、いくつかの記事がヒットします。
寒くなると、なんだかスマホのバッテリーの減りが早くなった気がする、と
感じている方が意外といらっしゃる、ということなんでしょうね。
結論を先にざっくりと言ってしまうと
寒くなるとバッテリー液の
化学反応が鈍くなるので、それによって
EVもスマホも電池の性能が落ちてしまう。ということのようです。
スマホの場合は、その対策として
- カバンやポケットに入れて急激な温度変化や外気による影響を避ける
- バッテリーの消費を抑える必要があるので、
さまざまなバッテリーの消費を抑える設定を有効にする
などが挙げられるようですが、EV車両のバッテリーはそれも難しいですね。
特にEV車両の場合は、
EVあるある(6)で紹介した
『冬の暖房は、極端に電力を使用するので特に注意する。』という性質も
寒い環境でのバッテリーの消耗に大きく影響するようです。
この問題については、
日産自動車のリチウムバッテリーヒーター機能ですとか
テスラ社のプレコンディショニング機能など、
バッテリーを温める機能を搭載したEV車もそろそろ出ているようなので
今後の技術の進歩が待たれる、といったところでしょうか。
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