しんりゅう6000のおはなし。
先月末に東京ビッグサイトで開催されました、
オフショアテックジャパン2025。
おかげさまで、多くの方々のご来場をいただきました。
弊社にて製作し、
次世代海洋調査株式会社様のブースに展示されました
自律型無人潜水機、しんりゅう6000の1/3サイズモデルも
おかげさまで、ご依頼主様ならびにご来場された皆様方に、
ご好評をいただきましたことを、ここに心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
さて。
先日のこのブログでは、しんりゅう6000についてあまり紹介できなかったので
今回はあらためて
『自律型無人潜水機
しんりゅう6000とは?』というテーマで、書いてみたいと思います。
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そもそもしんりゅう6000の"6000"は、水深6,000m対応であるということ。
もともとはアメリカのHII社が製造する
次世代型高性能AUV
(自律型無人潜水機)、NGR6000という機種なのだそうです。
※実海域で運用中のAUVやROV、小型化・高度化する水中機器が一堂に集結
~ドローンジャーナルより~
なにしろ
"自律型無人潜水機"なので、中に人が乗り込まなくても、
さらに人間によるリモート操縦がされなくても、
本体に内蔵された各種センサーを駆使して、実際に見ることのできない
海底下の地形などを
"自律的に"調査することが可能という、
優れモノなのですね。(^^)v
これまでも、水深約5,600mの南鳥島海域に潜航してデータを取得したり
昨年9月には、新潟県での海底パイプラインの調査に用いられるなど
すでに、いろいろなところで活躍し始めているしんりゅう6000。
水深6,000mの深海を自動航行で調査できる
日本で唯一の無人探査機です。
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実はしんりゅう6000の実機は、
全長6m・幅89cmというビッグサイズのため、
展示会などのイベント会場への実機持ち込みは、なかなか難しいということで
模型製作も得意としている、
株式会社Takayanagiがこのたび
1/3スケールの模型化のご依頼を受け、こうして展示されることとなりました。
参考サイト
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