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日本と世界の電気自動車事情(2) 海外の乗用車電動化への動き

前回。このブログ
  • 日本では『2035年までに、新車販売で電動車100%』という目標が
    掲げられた
  • 日本で言うところの"電動車"には電気自動車(ピュアEV)だけではなく、
    ハイブリッド車や燃料電池自動車(FCV)も含まれている
という記事を載せました。

これからの自動車はどうなるの?を知るためには、国内だけじゃなく
世界各国にいま、クルマの電動化に向けてどのような動きがあるのかを
まず知っておいた方が良さそうですね。

そこで連載の第二回は、世界各国における
クルマの電動化に向けての動きについて、です。

◇◆◇◇◆

経済産業省のサイトで公開されている
第30回 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会
省エネルギー小委員会
の開催資料、
『2050年カーボンニュートラルの実現に向けた需要側の取組』
(2021年2月19日)
から一部(88ページめ)を抜粋すると

2050年カーボンニュートラルの実現に向けた需要側の取組 資源エネルギー庁/(参考)各国の電動化政策(乗用車)

各国の乗用車における電動化政策(参考)としては
それぞれ義務化にまで踏み切っている国は少ないものの
  • 英国:2030年内燃機関車販売禁止 ※ハイブリッドは2035年販売禁止
  • フランス:2040年内燃機関車販売禁止 ※ハイブリッドの扱い非公表
  • 中国:国の目標はなし ※自動車エンジニア学会:2035年全車電動化
    (HEV50%、BEV・PHEV・FCEV50%)を発表
  • ドイツ:国の目標はなし※連邦参議院:2030年内燃機関車販売禁止を決議
  • 米国:国の目標はなし※カリフォルニア州知事:2035年BEV・FCEV100%

これらを見ると、ハイブリッド車も含めた“電動車”として扱う日本と違って
イギリスやドイツ、そしてアメリカのカリフォルニア州のように
近い将来、ハイブリッド車も販売禁止の目標に掲げている
国が少なくない、というのがわかりますね。
(ちなみにBEVはバッテリー式電動自動車のこと、そして
 内燃機関車はエンジンで走るクルマのこと。ただしこの内燃機関車には
 ハイブリッド車も含まれることが多いようです。)

その他にもノルウェー、スウェーデン、オランダ、スペイン、アイルランド、
アイスランド、スロベニア、イスラエル、コスタリカ、香港など
いずれも2030~2040年を目標に、ガソリン車&ディーゼル車を
販売禁止にする動きがあるようです。

さて。
今後、外国産のEV車が日本の道路をびゅんびゅんと走っている、という
事態にはならないのか、日本のクルマはこれからも海外の市場で
生き残っていけるのか、そういった日本車の将来を考えると
現在“ハイブリッド車王国”といっても過言ではない日本ですが
100%電動のEV車が今、どれくらい売れているのかも気になるところです。

次回は、最新の電動車販売台数データを見ながら
今、日本ではどのくらい電動車が売れているのか、
そのあたりをお話ししたいと思います。

※以下のサイトから、データを引用させていただきました。



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2021年10月18日 Posted byみるいず at 11:19 │Comments(0)電気自動車

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