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日本と世界の電気自動車事情(1) HVとPHVとEV

令和3年1月の、内閣総理大臣の施政方針演説にも
2035年までに、新車販売で
電動車100%を実現いたします』
との文言があり、
この先15年ほどで、大急ぎで普及が後押しされそうな電気自動車。

施政方針演説

「今のガソリン車はいつまで乗れるの?」とか「ガソリンスタンドは
なくなっちゃうの?」とかは、やはり気になるところですね。

そこで。
2009年7月に車輛登録し、以来10年以上にわたって
超小型電気自動車Miluiraの実用走行を積み重ねてきた
(株)Takayanagiの視点から、現在の国内外の電気自動車を取り巻く状況を
できるだけかみ砕いた形で連載していきます。

第一回、まずは電気自動車の種類についてのお話から。

◇◆◇◇◆

たとえば、施政方針演説の“電動車”という表現ですが
ひとくちに電動車と言っても、純粋に電気のみで走るタイプと
ガソリンと併用して走るタイプとの両方をひとくくりにされることも多く、
今回の場合は、少しでも動力に電気を使っていれば
電動車と呼んでいるようです。

もし将来的に、自分の周りにガソリンスタンドが無くなってしまうとしたら
ガソリンと併用して走るタイプのクルマもアウト、ですね。
このへんをごっちゃに考えてしまうと、この先困ってしまう方も
いるかもしれませんので、この連載では
最初にきちんと区別して、説明をしておきましょう。

今回の演説で想定されている電動車は、以下の4種類。
  • HV(ハイブリッド)
    基本的にはガソリンで走り、その余った力を電気として蓄えて
    燃費を向上させるための補助としている。コンセントからの充電はできない。

  • PHV(プラグインハイブリッド)
    ひとことで言うと、コンセントからの充電が可能になったハイブリッド車。
    電気をメインの動力源とし、エンジンはどちらかというと補助に使われる。

  • EV(エレクトリック・ビークル:電気自動車)
    100%、電気のみで走るクルマ。今後公共設備として設置される
    充電スタンドや家庭用のコンセントから充電する。
    他の電気自動車に対してピュアEV、とも呼ばれる。

  • FCV(燃料電池自動車)
    水素等を燃料とした燃料電池で走り、外部からは充電ができない電気自動車。充電ではなく、専用のステーションから水素を補充する。

…いかがでしょうか?
日本では、これら4種類をすべて“電動車”として扱うようですが
たとえばイギリスでは、“2035年までにハイブリッド車も禁止”というふうに
将来的にはEVとFCV以外は禁止!という国もあるようです。

実は日本では、上に解説した電動車のうち
将来、世界的な移行が予想されるEV車については
生産台数がぐっと少なかったりするんですね。
そのあたりのことも、今後の連載で触れてみたいと思います。

ちなみに。
ウチ超小型電気自動車Miluiraは、100%電気のみで走行しますので
純国産のピュアEVですよー。(^^)/

参考サイト




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2021年10月06日 Posted byみるいず at 15:29 │Comments(0)電気自動車

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