Takayanagi ってどんなことができるの?
弊社は木型製造から始まったものづくり集団です。
データ作成から製品にいたるまでをトータルサポートしています。


【鋳造品】
データ作成→型作成→鋳物→後加工→納品

【FRP・CFRP】
データ作成→型製作→成形→塗装→納品

【検査治具】
データ作成→治具作成→精度評価→納品

【木材・アルミ加工】
データ作成→加工→手仕上げ→納品

【3次元測定】
図面がない商品の形状データ化→CAD化→納品
        出張サービス


【小ロッド量産 対応いたします】
1個~数十個程度/月


詳細はこちら http://tmodel.hamazo.tv/e5502521.html


  

Takayanagiの設備紹介-非接触三次元測定器

以前、こちらの記事で『磁気式接触型三次元測定器』を紹介しましたが
弊社の設備紹介シリーズ第13弾はこちらの、非接触三次元測定器
(ATOS ※エイトスと呼びます)をご紹介しましょう。

ATOS全体
(企業秘密に関わる部分もありますので、画像の一部を処理してあります。
 ご了承ください。<(_ _)>)


“非接触”というぐらいですから、その物体には直接触れずに
対象物全体の形を短時間で、しかもより正確に測ることができる装置ですね。

細かな動作の原理とかはいちいち書くと、ややこしくなってしまうので
あまり詳しい説明は省きますが、真ん中のレンズから
縞模様の光を対象物に当てて、その当った面のコントラストや屈折度を
2個のCCDカメラで取り込むことで、物体の形状を測っていきます。

ATOSレンズ面

真ん中の投光部と、その両横にあるCCDカメラがわかりますか?
このATOSで計測すれば、クレイ(粘土)モデルで作られた車のバンパー部分も…

クレイモデル:バンパー

…この通り、三次元データに変換っ!と。

測定されたSTLデータ

弊社では量産する前の各種部品の試作に関わる製品が多いので、たとえば
  1. 部品をCAD(電子製図)で設計

  2. CADで設計されたデータをNCルータ(数値制御による自動工作マシン)に読み込ませて、モデルを試作

  3. 試作されたモデルが当初の設計とズレていないか、ATOSにて測定

  4. ATOSで測定したデータとCADの設計データとを重ねあわせて、CADデータを補正

  5. 以上。当初の設計イメージにより近づくまで、上記2~5を繰り返す

といった使い方をします。

みなさんがふだん目にされている工業製品のほとんどは、こういった
設計 ⇒ 試作 ⇒ 試作品テスト ⇒ 問題点を確認して設計にフィードバック
といった流れを繰り返して、人々に使われるようになっていくんですね。

・参考記事
 (株)Takayanagi(静岡県浜松市):非接触三次元測定
 https://t-model.co.jp/atos/index.html  


2019年09月30日 Posted by みるいず at 10:43Comments(0)設備紹介ものづくり

Takayanagiの設備紹介-半自動プレス機

私共(株)Takayanagiの設備紹介、第12回はこちらの
大型機械をご紹介しましょう。

半自動プレス機外観

『半自動プレス機』といいます。
素材に強い圧力を掛けて、プレスする機械ですね。

弊社で使われているこちらの装置は、幅650mm×奥行1000mmのプレス台が3基。
全ての面を使えば合計、幅2000mm(2メートル)×奥行1000mm(1メートル)
素材まで、プレスすることができます。

半自動プレス機作業可能寸法

掛ける荷重は調整できるのですが、弊社では4トン程度の
圧力で使うことが多いでしょうか。
たとえば接着作業をする際に、それぞれの素材に接着剤を塗ってから
こちらのプレス機で押し固める、といった用途に用いられています。



圧力の掛かり方にムラが出ないように、素材はできるだけ
プレス台の中央近くに置いて、と。
モーターで、大まかなところまで上盤を下げたら
あとは手動で、さらに盤を下げていきます。

半自動プレス機での作業

もともと木型製作から創業した弊社では
とても大きな木工製品を扱う機会も多く、こうした
大型の木工機械も、まだまだ活躍しています。
  


2019年09月17日 Posted by みるいず at 14:40Comments(0)設備紹介ものづくり

Takayanagiの設備紹介-大型高温槽

弊社Takayanagiの設備紹介、第11弾としてご紹介するのは
こちらの、大きな扉の装置。

大型高温槽外観(開扉)

大型高温槽(おおがたこうおんそう)といいます。
(“こうおんそう”というと、恒温槽と書く場合も多いようですが
 こちらの装置は特に高温に保つ装置なので、高温槽と呼ばれています。)


保温したい物を中に入れて扉を閉じ、開かないようにロックしたら…

大型高温槽外観(閉扉)

庫内の温度を設定します。
目盛りは200度までついていますが、弊社では80度ぐらいまでで
使うことが多いですね。

大型高温槽 温度目盛り

温度をセットしたら、メインスイッチをオンにして、と。
これだけで、庫内が設定した高温に保たれるという訳です。

大型高温槽 スイッチON

ちなみに弊社では
  • 塗装品の乾燥

  • 樹脂の硬化、アフターキュア

  • 真空成形用板材の乾燥

等に使用しています。

私たちがふだんに目にしている工業製品は、試作された物に対して
検証そして修正を繰り返す訳なのですが、こちらの高温槽もそういった
より良いモノづくりの為に、欠かせない装置なんですね。
  


2019年09月10日 Posted by みるいず at 10:33Comments(0)設備紹介

全日本学生フォーミュラ大会、まるごと“しずおか”に出展しました!

2019年8月27日~31日の6日間に、小笠山総合運動公園・エコパで開催された、
第17回全日本学生フォーミュラ大会。

学生フォーミュラ大会写真(1)

今年もICV(ガソリンエンジンクラス)72チーム(国内59/海外13チーム)
EVクラス26 チーム(日本12/海外14チーム)というたくさんのエントリーが
寄せられ、白熱したレースが繰り広げられていました。

学生フォーミュラ大会写真(2)

学生フォーミュラ大会写真(3)

そこに併設されたイベント、「まるごと“しずおか”」の
ふじのくに次世代自動車コーナーに
8月30日と31日、私共(株)Takanayagiは今年も出展!です。
この取材をした30日(金)はあいにくのお天気でしたが、多くの方が
足を止めて下さりました。

まるごとしずおか写真(1)

まるごとしずおか写真(2)

海外から大会にエントリーされた方も多く、国内外の学生さんたちにも
興味を持たれたようです。
おかげさまでご家族連れなど、たくさんの来場者のみなさまに
Miluiraを見て、触れていただきましたね。

まるごとしずおか写真(3)

まるごとしずおか写真(4)

私共がMiluiraを発表してから、はや10年ほど。
それ以来ずっと、こちらのイベントに私共の小型電気自動車Miluiraは
出展させていただいております。

こうした小型電気自動車の普及を啓蒙(けいもう)する活動が
もっともっと広まるといいですね。  


2019年09月02日 Posted by みるいず at 12:05Comments(0)展示会